【初心者必見!!】1日10分自宅で出来るドラムの基礎練習 入門編
皆さんこんにちは。ブログ管理人のわたあめです。
今回は、初心者や、普段基礎練習をあまりしないという方へ向けて、自宅でできる基本的な基礎練習について解説していこうかと思います。
今回紹介する基礎練習を毎日10分からでも良いので継続して続けることで、必ず成果が出てくるかと思いますので、よろしければ参考に、またサークルや部活などの学生さんは後輩への最初の指導内容として参考にしていただければと思います。
また、ドラムをこれから始めようかと考えているけど、どんな機材が必要かはっきりしないな…という方はこちらの記事でご確認していただけると幸いです。
必要なもの
まず今回紹介する基礎練習において必要なものを紹介します。
基礎練習において必要なものは、スティックと練習パッド、メトロームです。ですが、練習パッドは練習の効率を高めることが出来ますが、2000円ほどしますので、すぐ用意できない方は雑誌やタオルなどで代用することが出来ます。ですが叩いた時のスティックの跳ね返りなどを意識したい方は練習パッドを用意することをお勧めします。
メトロノームについてですが、わざわざ本物のメトロノームは必要なく、スマホアプリにメトロノームアプリが無料のものが多くあるのでそれらをインストールしていただければと思います。
ちなみに私が使用しているメトロノームアプリは「Metronome: Tempo Lite」というものです。
基礎練習内容
それではまず実際の練習内容を紹介します。練習内容を楽譜にて説明しますが、音符があるタイミングで叩く、Rは右、Lは左手で叩くという程度が理解できていれば大丈夫です。パターンがA~Bの4つあります。
パターンA,B
最初の2パターンは比較的簡単なので合わせて紹介します。パターンは上の画像のようになり、最初の2小節がA、残り2小節がBとします。
最初のAは四分音符でリズムを右左交互に叩きます。メトロノームの音に合わせて叩くイメージで最初はいいかと思います。
次のBは先ほどに比べて、8分音符となり、音数が2倍になります。先ほどはメトロノームの音数に合わせていましたが、ここではメトロノーム一回につき2回叩くイメージです。
まずは、ここの2パターンを確実にできるようにしましょう。出来たら次に行きます。
パターンC
次がリズムの取り方では一番の難所になるかと思います。こちらのパターンは3連符となっており、感覚的にはメトロノームの1音中に3回叩くことになります。
このリズムの3連符というのをつかむのにも初心者の方は難しいかと思いますが、最大の壁は各頭の始まりが毎回違うというところです。
最初の3連符は「RLR」ですが、つぎの始まりは「LRL」と左から始まります。利き手が右の方は特にこの「LRL」のタイミングで苦戦するかと思いますので、初めはBPM=60~80ほどのゆっくりとしたペースで叩けるまで練習してみてください。
一見必要なさそうな特殊フレーズにも見えますが、曲をいくつか練習していくとわかるのですが、思っているよりたくさんの曲で3連符は出てくるので、このタイミングで練習しましょう!
パターンD
最後は16分音符で、パターンBの2倍叩くものです。メトロノームの1音につき4回叩くイメージです。このパターンはリズムとしてはそこまで難しくないと思いますが、単純に手数が多いので、最初は手が追い付かないかと思いますので、同じくゆっくりのペースから始めてみることをお勧めします。
全て
先ほど紹介した4つのパターンすべてを叩けるようになったら、次はすべてをつなげて叩いてみてください。先ほどまで別々だと出来ていたものも、つなげて流れの中で行うとまた難易度が上がりますので、こちらをゆっくりとしたペースから行っていきましょう。
A→B→C→D→A…といった流れでつなげて、これを繰り返し行いましょう。
これをつなげて行うことが今回の基礎練習のなので、まずはゆっくりでできるようになった後に、徐々にペースを上げて行うようにしましょう。
基礎練習による効果
それでは、先ほど紹介した基礎練習について解説していきますが、その前に基礎練習によって得られるものについて紹介していきます。
リズム感
まず一つ目は、リズム感です。今回紹介する練習をメトロノームに合わせて行うのですが、これを行うことで自然とリズム感、特にドラマーにとって必ず必要なリズムキープ力を磨くことが出来ます。
このリズムキープ力がないと、いくら難しいフレーズを叩けても、バンドで合わせるときにほかの楽器隊が合わせることが出来ずに全体としての完成度が大幅に下がります。また、個人練習で曲に合わせて練習する際も、叩いているうちに曲からずれてしまったりと、必ず必要になる力ですのでこれを磨くことがドラマーの第一歩ですらあります!
連打(フィル)の上達
次に連打(フィル)の技術の上達です。今回の練習ではそれぞれ音符の異なる連打を叩く練習となるのですが、これらを行うことで自然と連打の技術を磨くことが出来ます。
具体的には、連打の一打一打を等間隔で正確に打てるようになり、曲中での連打が自然でかつきれいになります。この技術も一見当たり前のように感じますが、いざやってみるととても難しいことなので、基礎練習を早いうちに初めてこの技術を身につけましょう。
スティックコントロール(練習パッド使用時)
最後にスティックコントロールの技術です。具体的には、強弱をつけれたり、連打の際に正確に叩けたりとこちらもドラムを行う上でとても重要になります。
また、早いペースで今回の練習を行ったり早いペースの曲を練習すると実感すると思いますが、早いほど手首や指先でスティックを細かく調整して叩くことが重要となるので、この技術はゆくゆく必須だと言えます。
こちらに関しては雑誌等で行うより練習パッドを使用することでより身につくので、資金的に余裕があればそちらをお勧めしますが、練習パッドがなくても十分な効果はあると思います。
意識するべきポイント
今回紹介した基礎練習ですが、何となくこなすだけではあまり効果がありません。ですので、基礎練習を行う上で意識するべきポイントをいくつか紹介します。
リズムをキープする
まずは一番重要な、リズムキープです。ドラムにおいてリズムキープは一番と言っても過言ではないほど重要です。
ですので、この練習においてもメトロノームのペースからずれないように意識してください。その時、メトロノームの音に合わせるというよりは、自分でそのリズムを感じて合わせることが大事です。これについては実際に練習していく中で感覚をつかんでいけると思います。
また、様々なリズムで対応できるように、BPMを変更しながら練習していくと良いかと思います。
最初はゆっくりとしたペースからやっていくことをお勧めします。
手首を意識する
次に意識することは手首を使うことです。初めての方や、まだ初めてあまり日が浅い方の中には、手首が固く腕を使って演奏している方が多いかと思います。ですがこのような連打を叩くうえでは、手首の使い方がとても重要となってきます。これが出来ないと早いペースで限界が来たり、今日強弱などの細かい調整が出来ません。
こちらを身に着けるために、最初は極端ですが手首のみを動かしてほかの部分を動かさないで練習していくのもいいかと思います。
これが出来ない方が、後々早いペースでの8ビートなどでつまずいたり、つぎに紹介する連打の正確性が足りなかったりするので、これはドラムを演奏するうえで重要です。
連打(フィル)の正確性
最後に意識するべきことは連打の正確性です。
具体的には、一打一打を等間隔に叩けるようにするということです。仮にフレーズそのものを叩けるようになっても、音の間隔が等間隔ではなければ、聞いている側からすればただ汚いだけに聞こえます。また、等間隔で叩くことが出来なければ、リズムキープすることが困難になります。
ライブなどの演奏中で、ドラムが一番輝く場面は連打(フィル)をきれいに演奏するところだと思いますので、連打の正確性を確実にものにし、ライブで注目されるよう頑張りましょう。
まとめ
今回は1日10分からドラムの基礎練習の入門編ということで解説していきましたがいかがだったでしょうか。
今回紹介した練習やポイントはあくまで初心者に向けて、最低限意識してほしいことです。なので少しづつ慣れてきたらペースを徐々に上げたり、強弱を意識したりなど、まだまだ身に着けられる技術がたくさんあります。ですがどの技術を身に着けるにしても今回のフレーズはそれらの基礎となる部分ですので、なるべく完璧に叩けるように練習していきましょう。
今回紹介した練習を、自宅で1日10分、テレビを見ながらでもいいので毎日継続していくことでドラムが確実に上達していきますので、特に初心者の方はぜひ行ってください!
今回の部分をマスターして、次に意識するべきポイントやアレンジなどについては後日別の記事にて紹介していこうと思いますので、そちらもよろしくお願いいたします。
また、当ブログでは初心者がドラム始めるに向けて必要な情報についても記事にまとめておりますので、よろしければそちらも合わせて読んでいただけますと幸いです。
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