【劇場版銀魂】DOES「道楽心情」ドラム解説
皆さんこんにちは。ブログ管理人のわたあめです。
1月8日に公開された映画『銀魂 THE FINAL』を見に行きまして、ストーリーはもちろん、作品内で使用されている曲なども最後にふさわしいかっこいいものだなと感動しながら感じておりました。その中でも、劇中歌として使用されていたDOESの「道楽心情」という曲を聴き、銀魂を最初のほうから追っていたものとしてはDOESという存在は特別なもので、よりかっこよく、感動しました!
あまりにかっこよくて映画を見終えた後居ても立っても居られず「道楽心情」をドラムにてきぴーさせていただきました。ドラムのフレーズはとてもDOESらしく、なおかつ銀魂の最後にふさわしいかっこよいものでした
今回はせっかく叩かせていただきましたので、DOESの「道楽心情」の簡単なドラム解説を行いたいと思います。
また、「道楽心情」のドラムカバー動画をYouTubeにてアップさせていただきましたので、よろしければこちらも合わせてご覧になっていただけますと幸いです。
曲の基本情報
まず初めに曲の基本情報について簡単に紹介します。
「道楽心情」は先ほども紹介しましたが、「DOES」というスリーピースバンドが作成された曲です。DOESは今回の「道楽心情」だけでなく、「曇天」や「修羅」、「KNOW KNOW KNOW」など銀魂のOPなどで様々な楽曲を提供しています!
「道楽心情」の曲の速さはBPM=166です。ドラム経験者の皆様なら決して早い楽曲ではないと思いますが、初心者やあまりドラムに自信のない方にとっては少し早い楽曲に感じるかもしれません。
曲の難易度としては10点満点中5点になるかなと思います。初心者にとっては少し難しいかもしれないけど、多少の経験者ならポイントだけ抑えれば特に問題なく叩くことが出来るのかなと思います。
初心者にとっても曲のスピードが少し早いので難しく思いますが、早いスピードの8ビートや跳ねるようなリズムがありスキルアップにはもってこいの練習曲となると思います。
曲のポイント
続いてはこの曲をコピー、練習するうえで抑えるべきフレーズとポイントを合わせて3つほど紹介したいと思います。
ドラム譜を用いて紹介していくため、もしドラム譜の読み方がわからないという方がいらっしゃれば、こちらの記事でドラム譜の読み方について紹介されておりますので参考にしてみてください。
跳ねるようなノリ
まず最初のポイントは、曲のノリが全体的に跳ねるようなリズムであることです。
跳ねるようなノリといわれてもいまいちピンとこないかもしれません。私も文字で説明するのは難しいのですが、曲のノリに関するものはよく聞きこんで、それを意識しながら練習するうえでつかむしかないのかと思います。
曲をコピーしたり練習する際に「曲のノリ」をあまり気にされない方も多いのかなと思いますが、この曲のノリを意識せずに練習してしまうと、いざ演奏する時に「あれ、なんかちがう…」と違和感が発生することがあります。
今回の「道楽心情」、そしてDOESの曲の多くではこの音が跳ねるようなノリを意識しなければうまくいかないということになりますので、必ずこのノリを自分の感覚でつかみ、意識しながら練習していきましょう。
この曲のノリをつかむ方法ですが、次から紹介する「道楽心情」のメインフレーズを練習することでも感覚的に身に着けることもできるかもしれませんが、まず練習する前に曲をしっかりと聞き込み曲全体の流れやノリを確実につかむようにすることが、今回のように音の跳ねるようなノリをつかむ上での近道だと思います。
今回話した曲の練習前にすべきことをまとめた記事が過去の記事にございますので、よろしければこちらも参考にされてください。
メインフレーズ
次は曲全体のメインフレーズについてです。
こちらのフレーズは、イントロ、Aメロ、サビ、アウトロと多少の応用は必要ですが、多くの場面で使われているフレーズです。
もちろんこちらのフレーズ以外にも曲中では8ビートなどのフレーズが使われていますが、このフレーズさえ押さえておけば、多少応用するだけで7割は抑えることが出来ます。そのフレーズが下の画像にあるものです。
楽譜で表示するとこのようになります。文字で表現すると
「ドッタドタドッタドタドッタドタドタッタドタ」
という感じです。先ほども言いましたが、音が跳ねるようなリズムというのが多少わかりやすいフレーズなのかと思います。
音だけ聞くと少し複雑に聞こえるかもしれませんが、それぞれを分けて聞いていくとそこまで難しくありません。
まずバスドラムですが、バスドラムは4分音符の一定のリズムで刻むだけです。特にそれ以外もないのでさほど難しくありません。ハイハット、もしくはライドも4分音符で刻むので、このフレーズの間は右足と右手の動きは同じになります。
重要なのはスネアの位置です。楽譜を見ていただけるとわかるかと思いますが、普通の8ビートに比べ入る場所が多少変則的になっています。奇数回目のスネアを入れるタイミングでは、普段8ビートでは4分音符の3つ目に入るところを、このフレーズでは4つ目に入れます。説明を聞く分では簡単に聞こえますが、このようなフレーズを叩いたことがない方はもしかすると苦戦するかもしれません。
そして最後のフレーズの「ドタッタドタ」の部分ですが、スネアを入れる部分を8分割したときに、2,4,7の部分にスネアを入れます。こちらについては、楽譜をよく見て、それに合わせて遅いペースからゆっくり練習するべきだと思います。
Cメロのフレーズ
3つ目はCメロのフレーズです。ここ以外のフレーズは先ほどのフレーズと8ビートでほとんどが構成されているのですが、ここだけは別のフレーズになっており、難易度もCメロが一番この曲で高いと思います。
Cメロのフレーズは上の画像のものになります。Cメロの入りだけ左半分のフレーズで、それ以降は右半分のフレーズの繰り返しになります。
右手はハイハットではなくフロムタムです。楽譜では4分音符で刻むように書いてますが、早いペースの8ビートを叩ける方は右手は8分刻みがより良いと思います。また、曲中ではハイハットのような音も聞こえますので、余裕があれば左足でハイハットを刻むといいかと思います。
バスドラムは先ほどのフレーズと同じく4分で刻みます。こちらはさほど難しくないかと思います。
おそらく一番の難所だと思われるスネアの入りですが、上の画像で切り抜いた1フレーズ内の1,4,7のタイミング(赤点)でスネアが入ります。よくわからないという方は楽譜と曲、もしくは演奏動画をよく見比べてください。
こちらのフレーズも頭で理解できても、実際に演奏することがあまり慣れていない方にとっては難しいフレーズなので、最初は遅いペースから何度も繰り返し練習する必要があります。
まとめ
今回はDOESの「道楽心情」についてのドラム解説を簡単にですが行ってきましたがいかがだったでしょうか。こちらの曲はDOESらしいロックナンバーとなっており、演奏出来ればとてもかっこいい楽曲となっています。
また、練習曲としても音の跳ねるようなノリだったり、少し複雑にスネアが入るフレーズだったりと、脱初心者の練習曲としてもばっちりな曲ですので、今回の解説や動画を合わせてみていただいて、練習していただければなと思います。
また、今回上げている曲以外にも、何曲かではありますが、YouTubeにて叩いてみた動画を出しておりますので、よろしければそちらも合わせてみていただけますと幸いです。
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