【初心者曲】楽器初心者バンドにオススメの演奏が簡単な曲(ボカロ)
皆さんこんにちは。ブログ管理人のわたあめです。
今回は新たに楽器を始めたという初心者の方にオススメする、演奏が簡単なバンド、またはその曲をいくつか紹介していきます。
今回紹介するバンドの曲は、どれかのパートが簡単ではなくどのパートも比較的簡単で、初心者でバンドを組む際にもオススメできる、いわゆるバンド入門編のようなものですので、よろしければ最後まで読んで参考にしていただければと思います。
また、以前に初心者おすすめバンドを男性・女性ボーカルに分けて紹介しておりますので、よろしければこちらも参考にしていただければ幸いです。
はじめに
まず初めに今回紹介する曲についてどのような曲なのか簡単に説明します。
今回紹介する曲は演奏するうえで初心者の方が取り組むうえでおすすめできる難易度の曲となっております。また各楽曲に登場するすべてのパートの難易度が平等に易しいものをなるべく精査して集めております。
ですが、ボカロ曲というジャンル自体が演奏する難易度が高いものになっております。ですので他のジャンルに比べると初心者が演奏するには難しいということを先にご了承ください。
それではさっそく紹介していきます。
初心者バンドにオススメボカロ曲
Calc.
まず最初に紹介するのはOneRoomさんの「Calc.」という曲です。
こちらの曲は2010年に出されたもので、ボカロ曲のなかでもかなり初期に近いものとなっています。ですが未だにボカロの名曲として多くの方々に愛されている曲です。
必要なパート構成ですが、最低限必要なのはギター、ベース、ドラムそれぞれ1本ずつのみで、シンプルな構成となっております。
各パートのフレーズとしても、ギターはコード弾きが中心、ベースもルート弾きが多く、ドラムも8ビートや4ビートがほとんどというように、初心者が身に着けるべき基礎で構成されていて、難易度も低く最初の練習曲としても申し分ないかと思います。ですがドラムはフィルインが多く、ペースも決して遅くはないので少し難易度は高いかもしれません。
あと、ギターソロに一部ものすごく難しい箇所がありますので、初心者の方が演奏される場合はここのコピーはあきらめて曲の流れのままコードを弾いてしまうのが無難だと思います。
ロストワンの号哭
次に紹介する曲はNeruさんが出された「ロストワンの号哭」です。
こちらの曲はボカロと言えば!というほどの有名曲ですが、バンド界隈ではボカロで初心者練習曲と言えばこれがでてくることがとても多いです!実際多くの方に弾かれてきた曲でもあります。
パート構成ですが、ギターが2本、ベースとドラムが1本ずつとなっています。
各パートのフレーズとしては、リードギターが担当するイントロなどで出てくるリフが初心者には少し難しく感じるかもしれませんが、一つ覚えてしまえばほかに難しい箇所はなく、今後いろんな曲を弾くのならこれくらいは習得しておきたいレベルではあります。
ベースはボカロ曲でよく使われるオクターブ奏法が中心に構成されています。最初は移動幅が大きく大変かもしれませんが、こちらはベースの基本奏法となりますので、この機会に身に着けましょう!
ドラムは、基本4つ打ち(裏打ち)で構成されています。初心者が苦戦するのはAメロの16ビートと、サビ終わりのフィルでしょうか。慣れればどうということはないので、ゆっくりしたスピードから練習していくことをお勧めします。
また、バンド全体で合わせるときに、盛り上がる曲調となっているため、ついつい走ってしまう(早くなる)のでこちらも注意しましょう!
弱虫モンブラン
次に紹介するのはDECO*27さんの「弱虫モンブラン」です。
こちらも長い間多くの方に聞かれてきた名曲ですが、こちらは先ほど紹介してきた曲にくらべるとかわいらしい曲と言えるかと思います。ただかわいい曲ではないですが…それもこの曲の魅力なのでまず聞いてみてください!
パート構成としては、ギター、ベース、ドラム、そしてキーボードがそれぞれ1本ずつです。キーボードは曲中のシンセサイザーやバイオリンの音色を再現できるものが好ましいです。
各パートのフレーズはとてもシンプルで、ギターとベースに関してはおそらく今回紹介する曲の中で一番簡単かもしれません!キーボードも音色の切り替えさえ慣れてしまえばそこまで難しい箇所はないです。
ですが、ドラムは原曲通り演奏しようとすると4つ打ち(裏打ち)の応用のようなフレーズがところどころにあり、このフレーズの難易度は初心者にはかなり高いかもしれません。もし無理だなと感じたらシンプルな4つ打ちにしてしまっても大丈夫です!
モザイクロール
次に紹介するのはこちらもDECO*27さんで「モザイクロール」です。
こちらの曲は先ほどの曲とは異なり少し悲し気な雰囲気で人の心のくらい部分にも触れているような曲です。先ほどまでの曲に比べると少し知名度では劣っているかもしれませんが、こちらもYouTubeで400万回以上再生されている曲となっています。
パート構成としては、ギター2本、ベースとドラムが1本ずつとなっております。
各パートのフレーズとしてはおそらくリードギターの難易度が高くなっているのかなと思います。特にイントロの最初のフレーズが音数も多く手の動きもあるため、ここはゆっくりのペースから練習していけばよいかと思います。
ベースに関してはロストワンの号哭と同じくオクターブ奏法がメインとなっていて、その他に難しい箇所はないかと思います。ドラムは4つ打ち(裏打ち)がメインとなっていますが、その4つ打ちに装飾が多少ついているので、手足をバラバラに動かす練習の第一歩としていい練習曲だと思います。
こちらの曲は曲の速さが遅くも早くもなく演奏する身としては微妙なテンポに感じるので、ついバンドで合わせる際に走ってしまいがち(早くなる)なので、注意して練習するようにしましょう。
Q
次に紹介する曲は椎名もたさんの「Q」という曲です。
こちらの曲は楽器の音数がボカロ曲にしてはかなり珍しく少なめに作成されています。その分聞く人たちに訴えかけるような歌詞やメロディーが非常に伝わりやすくなっています。
パート構成としては、ギター、ベース、ドラム、キーボードがそれぞれ1本ずつとなっています。
各パートのフレーズですが、どのパートも特に複雑なものはなく、全体的にボカロ曲の中でも初心者におすすめできる難易度となっています。
ですがギターとキーボードには必要な音色がいくつかあり、特にギターはエフェクターをいくつか用意する必要があるのでそこだけ意識する必要があります。
またこちらの楽曲は、そこまで知名度があるとは言い切れませんでしたが、Vtuberプロジェクトである「にじさんじ」の方々がカバーしていることもあり再度注目されています。
実際に人間の声で歌うとどのような曲になるのかを確認することも兼ねて、こちらもとても素晴らしい仕上がりなのでぜひ一度ご覧ください!
ルートスフィア
最後に紹介する曲はLast Note.さんの「ルートスフィア」です。
こちらの曲は半分私の好みで選んだのですが、こちらの曲は大人になっていく中で多くの人が敷かれているレールをそのまま進んでいく中、自分はどうしたいのか…と学生の方から大人になっても少し人生について考えさせられるような曲になっています。
パート構成としては、ギター、ベース、ドラム、キーボードがそれぞれ1本ずつとなっています。
各パートのフレーズについてですが、ベース以外はあまり複雑なところはないかと思います。
ベースについては今まで紹介した曲のようなルート進行やオクターブ奏法といった単調なものが続くものではなく、ベースラインもメロディーを持っているようなフレーズとなっています。ですので指の移動も多く最初は苦戦するかもしれません。
ですがこれらは最近の楽曲ではよく使われるものであり、今後のことを考えるとこれぐらいの難易度の曲は最初のほうに触れておきたいものでもあるので、挑戦という意味で取り組むのはとてもいいかと思います。
ボカロ曲じゃないけど…(HoneyWorks)
最後におまけとしてすこし紹介させていただきます。
おまけとして紹介させていただくのは、「HoneyWorks」さんの楽曲です。
なぜおまけとしているかというと、HoneyWorksさんの楽曲はもともとボカロ曲として出されていたのですが、方向転換し現在出ている曲の大半が実際の歌手や声優さんが歌われています。今回のボカロ曲としての趣旨が少し異なるので今回はおまけとして紹介させていただきました。
HoneyWorksさんの楽曲は女性人気がとても高く、曲のほとんどが恋愛ソングとなっています。
また楽器の難易度としてはそれほど難しいものではなく、HoneyWorksさんの楽曲が好きな方はきっと初心者さんでも練習して演奏できるようになるかと思います。
こちらに関してはぜひ一度楽曲を聞いてみてから考えてみていただければと思います!
まとめ
楽器初心者バンドにオススメの演奏が簡単な曲(ボカロ)ということで紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか?
今回紹介した曲はなるべく初心者の方でも練習すれば演奏可能そうなものを選ばせていただきましたが、大前提としてボカロ曲の多くはとても難しいものですので、それなりの努力は必要になるかと思います。
ですが初心者でありながらボカロ曲を演奏できるようになると、周りの方と差をつけることが出来るかもしれませんので、もしそのようなモチベーションがあれば挑戦してみるのもいいかもしれませんね!
当ブログでは他にも様々なコンテンツを配信しておりますので、よろしければそちらも合わせて読んでいただけますと幸いです。
それでは~
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