【初心者バンド】初心者で楽器が下手でもバンド演奏で上手に聞こえる3つのポイント
皆さんこんにちは。ブログ管理人のわたあめです。
こちらの記事を書いているのが4月なのですが、4月になると高校や大学に入学したり、社会人になったりと新たな生活が始まりますね。それとともに部活動やサークル、新しい趣味として楽器をはじめ、バンドを組んだりすることもあるかと思います。
そこで今回は、大学時代軽音部部長として活動、また新入生に指導していた私が、初心者で楽器が下手でもバンド演奏が上手に聞こえるポイントについて解説していこうと思います。
いくつかの簡単なポイントをおさえるだけでどんなバンドでもレベルアップして聞こえるようになりますので、よろしければ最後まで読んでいただいて参考にしていただければ幸いです。
本来ならば…
まず本来バンド演奏として上達するために必要なポイントについて簡単にですが解説しようと思います。あくまでここで紹介するのはアマチュアレベルのお話になるかと思いますのでご了承ください。
まずバンド全体としてのクオリティをあげるには、音をそろえることが大前提です。当たり前なのですが、演奏していて各楽器の音がバラバラに鳴っているとやはり汚いですよね?
当たり前のように感じるのですが、実際に演奏してみると案外音をそろえるのは難しいものです。演奏しているときはあまりずれを感じなくても、演奏を録音してみるとその難しさを実感できると思います。
またメンバー全員のグルーヴ感を統一する必要があります。いわゆるノリというやつです。
これがそろっていないと、音はそろって聞こえても、なんだかしっくりこないようになったり、聞いている側がのれない…といったことが起こります。演奏は上手だけどなんだか…というバンドはこれが原因だったりします。
ほかにも上げるときりがないほどたくさんあるのですが、それらを楽器初めてまだ日も浅い初心者の方がすべて極めるというのは酷な話ですよね?
そこで、今回はここに挙げたような難しい内容ではなく、少しの意識で大きく結果が出て、初心者の方でも簡単に実行できるポイントを紹介していこうかと思います!
バンド演奏で上手に聞こえるポイント
頭の音をそろえる
まず最初のポイントは頭の音をそろえるです。正直こちらが6~7割を占めると言っても過言ではないです。
頭の音をそろえると聞くとあまりピンとこないかもしれませんが、簡単に言うとAメロやサビなどの頭の音をそろえるということです。
本来はすべての音をそろえるのが理想なのですが、各パートの頭の音を合わせるだけでもかなり違って聞こえます。人が演奏を聞く際に最初がずれていると他がいい演奏をしていてもあまり印象がよくなかったりします。
逆に最初の音さえそろっていれば、残りの演奏も自然とよく聞こえたりするのです。これだけでもかなりバンドの演奏全体の印象が良くなります!
また慣れてきたら、4小節に一回頭の音をそろえる、各小節の頭の音をそろえる…というように意識する回数を増やしていくとさらに演奏が良く聞こえるようになります!
リズムを遅くしない
次のポイントはリズムを遅くしないです。
本来ならばリズムを一定に保つということが大事になるかと考えられる方もいらっしゃる方もいるかと思います。もちろんその考えは正しいのですが、初心者の方には少し難易度が高いかもしれません。
なのでまずはリズムを遅くしないということを意識してみてください。もちろんリズムが一定に保てるのが最適なのですが、合わせようとするあまりリズムがゆっくりになっていくのが利いている側にとっては一番違和感を感じやすいのです。
逆にリズムが早くなっていくのは、ライブ中ではみんなが盛り上がっていることが多いため意外と気づかれないものです。それどころか多少早くなるくらいが実は観客は盛り上がりやすいのでかえって好印象になりやすいです!
音量バランス
最後に紹介するのは音量バランスです。こちらはライブハウスでは音響さんが調整するのでなかなか手を付けられる箇所ではありませんが、学生さんは校内ライブなどで特に有効です!
音量バランスということで、初心者の多くはおそらくギターが一番大きくなりがちなのですが、ギターという楽器は実は音量をそこまで大きくしなくても観客に聞こえやすい楽器です。ですのであまり大きくしすぎるとほかの音が聞こえなく、バンド全体として聞いてもキンキンとした印象になってしまいます。
逆にベースはギターに比べると観客は感じ取りにくい音でありながら、バンドを支える大事なパートになります。ベースはリズム隊としても演奏が浮つかないように低音で支える大事な役割を持つので意識しておきましょう。
ではどのようにすればいいかというと、初心者バンドという場合の優先順位は
ボーカル>ドラム>ギター≧ベース
になるかと思います。これを考慮しながら各パートの実力に合わせて多少カバーしあうようにバランスをとっていけばいいかと思います。
それでもわからない…という場合は、実際に演奏しているのを第三者に聞いてもらったり、録音して聞き直すなどしてバランスを確認してみると確実ですよ!
注意点
最後に今回紹介したポイントについて注意点を述べたいと思います。
今回紹介したものはあくまで初心者バンドが演奏した際に意識することということでまとめさせていただきました。
ですが特に音量バランスについては演奏する楽曲によって大事にする楽器が変わってきます。ですので今回のポイントを鵜呑みにするのではなく、これらを参考によりよい演奏になるように実際に録音して確認していくのが一番です!
まとめ
今回は初心者で楽器が下手でもバンド演奏で上手に聞こえる3つのポイントということで解説してまいりましたがいかがだったでしょうか?
今回紹介したポイントは初心者でも簡単に実行でき、意識して演奏するだけでクオリティが格段に上がりますので是非活用してみてください!
また、当ブログでは他にも様々なコンテンツを配信しておりますので、よろしければそちらも読んでいただけますと幸いです。
以前に初心者向けの楽曲をまとめた記事をいくつかまとめておりますので、こちらも参考にしていただければと思います。
それでは~
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