【ドラム】これが演奏出来れば脱初心者!脱初心者曲5選!(ボカロ編)
皆さんこんにちは。ブログ管理人のわたあめです。
当ブログでは主に初心者の方に向けた記事がメインとしていますが、今回は演奏に慣れてきた方に向けて、脱初心者曲ということで5曲ほど上げさせていただきました。
以前当ブログで上げた初心者曲についての記事がありますので、よろしければこちらも合わせて読んでいただけますと幸いです。
はじめに
まず今回の内容について簡単にお話させていただきます。
こちらの記事では、この曲のドラムが演奏が出来たら脱初心者だろう!という曲をまとめさせていただいています。
ですが、あくまでもドラムのみの観点で紹介していますので、バンドで演奏する場合は他のパートの難易度はドラムに比べて高い場合もありますので、その点はご了承ください。
ドラムの難易度としては後半になるにつれて難易度が上がっていきます。特に後半で紹介する曲はそれなりに難しいと感じるかと思います。ですが後半の曲が出来てからこそ脱初心者と自信をもって言えるようになりますので、頑張って挑戦してみて下さい。
また基準としては、完全に私の個人的な評価になっていますが、私がドラムを始めて半年~1年ほどで演奏出来ていたなというものを選ばせていただいておりますので、ある程度参考になるかとは思います!
ここで紹介している曲の多くは、初心者おすすめ曲に比べて、フィルイン(連打)の難易度が高くなっているので、普段から基礎練習をあまりしないという方は、まずはこちらから取り組んでください。
この曲が出来れば脱初心者
テレキャスタービーボーイ
まず最初に紹介する曲は、「テレキャスタービーボーイ」という曲です。
こちらの曲はアップテンポな曲で、アクセントの利いたギターが耳によく残る曲ですが、ドラムは基礎的な技術が総復習できるような内容になっており、練習曲としては最適と言えます。
また曲のテンポがbpm=182と少し早めということで、脱初心者を語るうえでアップテンポな曲からは逃れられないので、その点でも非常に良い練習曲です。
Aメロは8ビート、Bメロではクローズリムショット、サビでは裏打ちと1つの曲に複数のリズムパターンが組み込まれています。フィルイン(連打)も簡単なアクセントが入っている程度で、日ごろの基礎練習を真面目に行っていればさほど苦労しないはずです。
このように行っていることは非常にシンプルですが、それなりに速いテンポの中、フレーズの切り替え、リズムキープ、8ビートやフィルインの正確性などを求められます。
ですがこれらはすべてこれからの基礎となる部分ですのでまずはこのレベルを確実に演奏できるようになりましょう!
また、こちらの曲に関しては、以前に私が演奏してみたことがあります。
どのようなものかをつかむにはちょうどいいと思いますので、まずはこちらも見てください。
ロストワンの号哭
次に紹介するのは、言わずと知れた大人気曲、「ロストワンの号哭」です。
こちらの曲は2013年に公開されてから、長い間多くの楽器演奏者から練習曲として取り組まれている曲です。
こちらの曲はbpm=162ですが、曲の疾走感からそれ以上に速く感じさせる曲で、ドラムのフレーズでも16ビートやフィルイン(連打)、サビ終わりの手足のコンビネーションなどの疾走感を演出するフレーズが取り組まれています。
そしてこのどれもが初めて取り組む方にとっては苦戦必至のフレーズとなっています。
この中でも特に難しいフレーズはサビ終わりの手足のコンビネーションです。ドラムは意外と手足をバラバラに動かす機会というのは無いのですが、このコンビネーションは完全にバラバラに動かす必要があります。
このフレーズをこの曲の最難関と想定して、ゆっくりとしたスピードから練習していってください。
エイリアンエイリアン
次に紹介するのは、一時期圧倒的なブームを生み出したナユタン星人さんから、「エイリアンエイリアン」です。
ナユタン星人さんの曲はアップテンポ、裏打ち(4分打ち)のダンスミュージックが非常に多いのですが、この曲も同じような構成となっています。
ですがイントロなどでは完全な裏打ちというのではなく、16ビートでの裏打ちが入っていたり、Aメロでは裏打ちのシェイクビートが入っていたりと、裏打ちフレーズの総詰め合わせのようになっています。
他にも大サビ前にもハイハットで不規則に刻むフレーズがあったりと、様々なハイハットの奏法や丁寧さ(=ハイハットワーク)が求められるので、この曲をマスターしたころには、以前に比べて格段にハイハットの音色のクオリティが上がっているはずです!
そのためにも、ただハイハットを叩くだけではなく、スティックの叩く部分を使い分けたりと細かなスティックコントロールも意識して練習していきましょう。
千本桜
次に紹介するのは、国民的有名曲となった「千本桜」です。
なんでこんな速くて難しそうな曲!?と思った方もいるでしょう。
ですが、実は千本桜のドラムは結構簡単で、あまり複雑なフレーズは使用されていないのです。またbpm=154と今日紹介する曲の中でも実は一番遅い曲で、どちらかというとドラム始めたての方にこそ向いている練習曲なのです。
ドラムの難所は大きく2か所で、1つはイントロなどのリフの部分の2ビートです。曲があまり速くないから違和感がありますが、実は2ビートなんです!実際にメトロノームなどで確認してみるとわかりやすいと思います。
ここの2ビートは、多くの叩いてみた動画だとバスドラムがダブルになってたりしていますが、実際にはシングルでOKです!これを踏まえて練習すると意外と簡単に感じるかと思いますよ!
2つ目が少し難しくて、サビの跳ねるようなフレーズです。ここのフレーズを多くの方は「タドタドタドタド」と叩きがちですが、それでは跳ねるようなリズムにならず、曲の疾走感が出ません。
実際は「タッドタドタドタド」というイメージです!このリズムが頭ではわかっても、実際に演奏してみると最初はかなり苦労するかと思います。
なので、楽譜などを見ながらどのように音符が入っているのかをよく確認してから練習してください。
こちらから千本桜のバンドスコアは購入できます。
快晴
最後に紹介するのは、Orangestarさんの「快晴」という曲です。
こちらの曲は1000万回再生されるほどの人気曲で、真夏の景色が自然と思い浮かぶような疾走感もありながら、とても爽やかな印象のある曲です。
楽器ではギターの音色が目立ちますが、ドラムのフレーズもかなりこだわりのある構成になっており、4ビート、裏打ち、16ビート、ブレイクダウン、アレンジのあるフィルイン(連打)、これらの切り替えなど今回紹介している曲のすべてを復習できると言っても過言じゃないです!
ここまで詰め込まれていることからも何となくわかるかと思いますが、今回紹介した曲の中でも断トツの難易度です!説明しなくてもわかるかもしれませんが…笑
ですがこのレベルの曲を完璧ではなくとも演奏できるようになれば、めでたく脱初心者、中級者の入り口に立つことが出来ます!
なのでここまで目指してぜひ頑張ってください!
最近の曲なら…
こちらについては詳しくは解説しませんが、ここ数年で公開された曲(2021/5/21現在)で脱初心者を目指す上での練習曲についてもいくつかまとめてみました。
難易度については上記のものよりも少し簡単なので、上記の5曲がまだ難しい…という方はこちらから挑戦して下さい!
グッバイ宣言
君が飛び降りるのならば
まとめ
今回はこれが演奏出来れば脱初心者!脱初心者曲5選!(ボカロ編)ということで解説してまいりましたがいかがだったでしょうか?
ここで紹介した曲は、脱初心者を目指す上で参考になるであろう練習曲のほんの一部ですので、もし自分の好みが合わなければほかにも自分に合う曲を探してみてもいいかと思います。
ですが、ボカロ曲は音楽の様々なジャンルの中でもとりわけ楽器が難しいジャンルであり、なかなか探すのが難しいかと思いますので、まずはこちらにある曲から取り組んでも良いのかと思います。
また当ブログでは他にも様々な記事を投稿してまいりますので、よろしければ他の記事も合わせて読んでいただけますと幸いです。
初心者ドラマーおすすめ機材紹介
コスパ最強スネア5選(5万円以下)
ドラムをこれから始めようと考えている方や、今まではスタジオの機材を借りていたという方で、これからスネアを買おうと考えている方も多いかと思います。
ですがそのようなドラム初心者の方にとって、どのスネアが良いか、また同様にスネアを選べばいいかわからないという方も多いかと思います。
また初めての機材購入ということで、いきなり高額なスネアを買うのはためらわれるという方も多いのかと思います。
もちろん趣味でしているということでなるべく安く済ませたいと考えている方もいらっしゃる方もいるかと思います。
ということでこちらの記事にて、5万円以下で買えるコスパ最強のおすすめスネアを紹介しております!
もしかすると今後買えなくなるスネアもあるのでこの機会にぜひ!
初心者でも扱いやすいスティック
初心者の方々の中には、自分に合うスティックがどのようなものかを探しておられる方も多いかと思います。
とりあえず買ってみたものはいいものの、少し重かったり長かったりなどが理由で初心者には扱いずらいスティックというのもあるかと思います。
また初心者ドラマーだけでなく女性ドラマーの皆様の中には、力が足りなくて重いスティックは少しきついなという方もいるでしょう。
そこでこちらの記事では初心者ドラマーや女性ドラマーでも扱いやすいスティックをまとめておりますので、是非ご覧ください。
他のサイトなどでは見かけることのないものも紹介しております!
おすすめペダル3選!
ドラムの機材の中でも、スティックと同じかそれ以上に演奏に直接関係してくるペダル。
意外と購入を後回しにされる方も多いですが、むしろ最初のほうに自分のペダルを購入して練習しないと、あとあと苦労することになることも多いものです。
ですが、ドラムを始めたばかりだと、どのようにペダルを選べばよいか、またどんなペダルがいいのかわからないと思います。
そこでこちらの記事では、ペダルを選ぶ際のポイントとそれを踏まえたうえでのオススメのペダルをいくつか紹介しております!
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